はこだて未来大学

諦めなかったことで大学合格を掴み取れた!

公立はこだて未来大学 システム情報科学部                    情報アーキテクチャ学科 合格!

作新学院高等学校 英進部 M.Aさん

 私は高校1年生の段階で情報学部のある大学にいきたいと考えていました。都内の大学を第一志望とし、なんとなく勉強をする。これは1年生の秋の終わり頃までの話です。

 意識が変わったのはその頃でした。返却された模試の成績が下がっていたことにショックを受け、学校に夜遅くまで残り勉強するように。その直後に受けた模試の結果はとても良かったのですが、「本当にこのまま独学でやっていけるか不安だ」と思うようになりました。

 そもそも私は小学校の頃から、学校で教えられる「勉強」が好きではありませんでした。たとえそれが大学で使うものだとしても、大人が今やらないと後悔するよと言っても、とにかくやりたくない。そんな気持ちを抱く一般的な学生です。中学生で習うことは少し勉強すればてんが取れましたが、高校ではそうはいかない。百点に限りなく近い数字は見なくなりました。自分より勉強できる人が山ほどいることを知りました。全国であなたは何万位ですと書かれた、実感の湧かない模試の成績表が積み重なる日々を過ごしていました。

 成績の安定しない私を見て、母が「塾に行くのはどうか」と提案してきました。そのとき、独学ゆえに基礎が本当に固まっているのかもよくわかっていませんでしたし、学校は応用問題に力を入れているので授業中に基礎を確認しようがありませんでした。いくつかの塾を訪れ、最終的に合格メソッドWITHに通うことにしました。他の塾より自由度あることと、面倒見が良さそうだったのが決め手です。

 この塾に入って一番良かった点は、勉強の面白さを知るきっかけを与えてくれたことです。映像授業は自分に合っていました。だらだらと言葉を並べことなく的確に情報を伝えてくれる講義はとても集中して聞くことができますし、何度も繰り返して理解を深めることができます。そして、これにある程度の期間を設け、この間にこなすというやり方は極度のストレスなく取り組むことができました。学校では教えてくれなった、根本的な部分を知ったときは面白いと感じましたし、「学校の勉強にも楽しいことがあるんだな」とも思いました。他にも学校から配布された教材が合わないと悩んでいたところ、自分に合うような参考書を教えてくれたことで、勉強に取り組むというハードルが下がりました。

 私は、3年生になってから第一志望の大学を変更しました。理由としては、かつて目指していた大学は自分が本当にやりたい分野と少し異なっていたからです。これまで勉強し続けたこともあり、余裕をもって受験、そして合格することができました。

 私は学校で学ぶような勉強は苦手です。しかし、少しだけアプローチを変えたことで勉強の習慣を身につけ、苦手なら苦手なりにすべきことをする。苦手だからといって諦めなかったことで大学合格を掴み取れたと考えています。ぜひ皆さんも諦めず、最後まで走りきってください。もし志望校を変更しても、これまでの努力は無駄になりません。勉強をして得られる選択の幅をなるべく広げ、自分が本当に行きたい大学を選べるようになつてください。応援しています。