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山口県立大学 国際文化学部国際文化学科 合格
S.Kさん
私が本格的に受験勉強に取り組まなければいけないと感じたのは、高校2年生の終り頃でした。「勉強しなければならない」という気持ちはあったのですが、何から始めたらいいのか分からず、定期テストや部活など、日々やらなくてはならないことも多く、なかなか始めることができませんでした。親や学校の先生からも言われていたこともあり、焦りばかりが先立っていました。
「何かきっかけが欲しい」そう思っていた時に、このゼミを母親に提案されました。金額が大きいこともあり、最初は悩んだのですが、担当の方から話を聞いていく中で自分に合っていると感じ、入会することを決めました。
前述したとおり、私は何をしたら良いか分からないと感じていたので、「プラン」という形で何をしたらいいのか示してくれる方法は理想的でした。また、「プラン」の構成についても担当の方と相談して決めることができたので、それまで行っていた毎日の予習復習や部活、定期テスト等にも影響なく進めることができたことも良かったです。
私は定期テストのための講義はとっていなかったので、成績が本当に上がっているのか最初のうちは分かりませんでした。
しかし、3年生の最初に受けた模試の結果を見ると、少し上がっていて、この方法で良いのだと感じることが出来ました。特に数学ははじめのうちは、全く分からないことが多かったり、基本はできていても、模試で出される応用的なものが出来なかったりと悩むことが多かったのですが、講義を受けたり、模試の内容を復習するうちに、やっていることはほとんど同じなんだという事が分かってきました。もちろん毎回同じ問題が出されるという意味ではなく、問題の様式が同じであるという事です。
またゼミのテキストをやっていると模試の問題もそんなに難しいと感じることがなくなり、時間がなくて解けなかったという問題はあっても、分からなくて解けなかったという問題は徐々になくなっていきました。
英語や国語でも日ごろ、長文を読むことによって長い文章に対する抵抗のようなものもなくなっていきました。そうこうしていくうちに3年生の模試を振り返ってみると殆どがA判定で自信がついてきました。
秋頃になると、小論文や面接指導等が始まりました。私は国際文化学部を志望していたという事もあり、英語面接だったので繰り返して練習する必要がありました。小論文はどの先生に指導をお願いすればよいのか悩んでいるうちに気が付けば試験まで残り1ヶ月程度しかなく、結局4回程しか練習することができず、もう少し早く始めるべきだったと思いました。
受験当日はそのこともあり少し緊張していました。実際小論文では時間ぎりぎりになってしまいました。面接とプレゼンは練習していたこともあり問題なくできたのですが少し不安を感じていました。結果発表が定期テストと被ってしまったことは不運としか言いようがありません。結果、受かっていてとても安心しました。
その後にあったセンター試験でもそれまで学習していたこともあり、A判定を出すことができました。受験ではそれまでやってきたことが本当にそのまま結果となって返ってくるので受験までにどれくらいの準備をすることができるかが勝負なのではないかと感じました。