得意科目は、試験会場にいる全ての人の中で1番をめざして鍛えよう

大阪府立大学 生命環境科学部獣医学科 合格

O.Yくん

ずっとサッカーをやっていて部活をやめた頃に入会しました。その時にはすでに獣医になろうと決めていましたが、模試の結果やネットで調べたりするうちに獣医学科に現役で合格することの難しさを痛感し、何をしていいかも分からずただ慌てていました。

受験勉強を進めていく中で、だんだん自分の理解できていないこと、暗記できていないことの多さが分かってきて、計画を立てながら逃げたいなと思っていました。この気持ちは受験の勉強をする時にほぼ全ての人が感じると思いますが、東大生の方に質問などをして不安なことやわからないことを1つずつ解決していくことができました。

夏休みを過ぎて3年の2学期が始まった頃から推薦入試のために志望理由書を書き始めました。しかし、なぜ獣医になりたいと思うようになったのか、獣医になって何をしたいのかがなかなか思いつきませんでした。獣医以外の仕事は考えたこともなく、将来は獣医になろうと自然に決めていたからです。

学校の文理選択や進路などの面談で迷ったことも1度もありませんでした。志望理由書を書く機会に改めてなぜ自分が獣医を目指しているのかを考えることができ、それがセンター試験、2次の前期試験が終わるまでのモチベーションになりました。志望理由書を書き、担任の先生とたくさん話したことはこれから大学で勉強するときに役立つと思います。

センター試験の1か月前は1年の中で1番きつい時期でした。人生がかかっていると思うと夜寝られなくなったり、日々やっていることが本当に力になっているのか不安でたまりませんでした。不安やあせりを解消する唯一の手段は勉強することでした。

周りの人よりも多くの問題を解いて、長い時間をかけて復習することを積み重ねることで模試の成績が少しずつ上がっていき、センター試験の前日や当日は自信を持って過ごすことができました。

前期試験の勉強は限られた時間の中でしないといけないので大変でした。数学は苦手だったので得意な生物と英語を誰にも負けないようにがんばりました。前期試験の英語は今まで解いた過去問よりよく読めて、時間も余るほどでした。

得意科目は、ただ得意なだけでなく、試験会場にいる全ての人の中で1番できるようになるまで鍛えておくと安心して受験できると思います。

 

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