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福岡教育大学 教育学部特別支援初等教育学科 合格
U.Kさん
私は高校二年生の夏に入塾しました。その頃私は部活と体育祭に一生懸命で勉強に全く力を入れていませんでした。体育祭が終わって怪我で部活を辞めた後でも勉強は一切せず、友達と遊んだり一日中携帯をいじったり、高校三年生の夏まで名前だけの受験生でした。三年生最後の体育祭が終わり、周りの友人が一気に勉強に切り替えて正直焦りました。私も慌てて勉強を始めましたが元々勉強嫌いでそして行きたい大学もなかったのでやる気も起きず一日三十分集中力がもてばいいほうでした。
自宅での学習は無理だとわかり日々の学校の授業の受け方を見直すようにしました。といっても普段内職をしたり授業中寝てたりしていたので集中して授業を聴く、当たり前のことを当たり前に毎日ちゃんとやる、ノートをとることに重きをおかず先生の話を聞くことを最優先にする、この三つを一コマも忘れず徹底的にセンターまでやり込みました。
そしてセンター当日、私は文系にも関わらず英語以外の文系科目が七割を下回っていました。何とか理系科目で取り返しましたが正直終わったと思いました。私立はセンター、国立は二次が面接だったので無事合格出来ましたが最後の最後まで自信が持てない大学受験でした。こんなお手本にならない受験生でしたが自分の経験、後悔をもとにこれから受験生になる皆さんにアドバイスをしたいと思います。
まず志望校が決まっていない人はなるべく早く志望校を決めましょう。でも夢がない子(私もそうでしたが)にとって志望校を決めること自体がストレスになることもあります。そんなときは大学を決めるからオープンキャンパスに行くのではなく、オープニングに行ってみてなんとなく、雰囲気がここに合っているからこの大学を受けよう、これで決めるのもアリだと思います。
また、自分の行きたい大学が親に反対される人は諦めず最後まで説得しましょう。私は本当に行きたい大学は別にありましたが親に止められて泣く泣く諦めました。
しかし自分はどうしても行きたい大学だったので勉強中も「こんなにやっても自分の行きたいところには行けない」と思って勉強したくなくなるときも多々ありました。もし本当に行きたい大学があるのなら喧嘩して口聞いてもらえなくなったとしても後悔するくらいならぶつかったほうがいいです。絶対後悔するし、ずっと頭の中で引っかかります。
勉強法ですが、今までやってこなかったことを反省しててもそんな時間は残っていません。焦るだけです。そんな時間があるのなら今からやる過去問、受ける授業で知らなかったことをその場で覚えましょう。それで大丈夫です。なんとかなります。あと筆箱にカラーペンが3本以上ある人いりません。シャーペンと赤ペンと蛍光ペン1本ずつあればいいです。ペンを取り替えノートを色鮮やかに書いている間に必要な情報が流れて行きます。
ノートをとるより先生の話を聞くことに重きを置くだけで成績は上がります。また、パソコン授業は何回も聞けるのが利点です。数Ⅰ~数B全部の授業を何回も受ける必要はなく、自分の分からないところだけを何度も見るといいです。効率よく勉強することが大学受験では必要です。
最後になりましたがメンタルが弱くすぐ何でも諦めてしまう私を見捨てず最後まで支えてくださったスタッフの方々本当にありがとうございました。