大学の選び方について解説

大学の選び方がわからないと迷うお子様を持つ方必見!失敗談も紹介

「子どもが大学選びで迷っているけどアドバイスできない」「そもそも大学の選び方がわからない」と悩まれる保護者の方もいるのではないでしょうか。この記事では大学の選び方について解説します。

また、大学選びでの失敗についても解説しますので、大学の選び方がわからないと悩まれている保護者の方は、ぜひ最後までご覧ください。

大学の選び方がわからないときの3ステップ

お子様が大学の選び方で悩んでいるとき、どうすればいいかわからないなら以下のステップで選びましょう。

  1. 学びたい学部を尋ねる
  2. 興味のある学部がある大学をピックアップする
  3. 大学のオープンキャンパスに参加させる

保護者の方は一緒に大学選びを成功させるため、サポートするのが大切です。

ステップ1.学びたい学部を尋ねる

いきなり大学を決めるのではなく、まずは学びたい学部を尋ねましょう。

すぐに答えがあったら問題ありませんが、お子様の学びたい学部が決まっていないケースもあります。そのような場合はお子様に将来的に就きたい仕事を聞いたり、保護者の方から見て得意そうな分野を提案したりするとよいでしょう。

また、早くから志望校を決めたり、目標を持ったりするのはとても大切です。学校生活だけでなく、外部のボランティア等に参加して、知見や世界を広げるのも志望校選びに役立つかもしれません。勉強ばかりさせるのではなく、お子様がやりたいと言ったならできる限り手伝いましょう。

目標が決まったら、それに合わせて学部を決めます。ただし、押し付けないように注意してください。

学部の決め方は下記記事でも紹介しているので、参考にしましょう。

「大学 学部 どうやって決める」の内部リンクを貼る。

ステップ2.興味のある学部がある大学をピックアップする

興味のある学部が決まったら、その学部がある大学をリサーチします。具体的には、大学の公式サイトやYouTubeで調べたり、パンフレットを取り寄せたりできます。

最終的に選ぶのはお子様なので、保護者の判断で大学を絞らず、できるだけたくさんの選択肢をお子様に提示するとよいでしょう。

また、大学には1つの領域の学部のみを持つ単科大学や複数の領域の学部を持つ複合大学や総合大学があります。特徴が異なるので、どちらもチェックしてピックアップし、違いを伝えるとお子様も選びやすいはずです。

ステップ3.大学のオープンキャンパスに参加させる

ピックアップした大学のなかから、気になる大学を選んでもらいます。選んだ大学のオープンキャンパスには参加させるようにしましょう。ほとんどの大学がオープンキャンパスを実施しているため、実際の雰囲気を掴むチャンスです。

もちろん、お子様が嫌がらないのであれば、オープンキャンパスに同伴しても大丈夫です。実際、半数ほどは保護者が同伴し、オープンキャンパスへ参加しています。

また、オープンキャンパスにこだわらず、普段の授業の様子を見られる体験授業に足を運ぶ方法もあるのです。

オープンキャンパスへ行く大学の数は絞らず、たくさん参加すると比較もできます。目標の有無や学年に限らず、興味がある大学があったら早めに見学しましょう。

大学の選び方で失敗しやすいパターン

大学選びで失敗しやすいパターンを以下の3つをご紹介します。

  • 偏差値で選ぶ
  • カリキュラムを見ずに選ぶ
  • 知名度で選ぶ

大学選びに失敗したら大学を辞めてしまうケースもあります。

実際まわりが大学に行くからと言う理由でなんとなく進学し、結局通う意味を見いだせず退学した方もいます。

第1希望はお子様自身が決め、落ちたらバイトでもしようと考えていました。しかし心配になった保護者は第2希望で有名私立大学の受験を勧め、結局その私立大学へ入学したのです。

しかし、通学にも時間がかかり、苦手な英語の授業もカリキュラムにたくさん含まれており、退学してしまいました。

保護者はよかれと思って勧めたのですが、やはりお子様自身がしっかり調べて進学した方が大学生活もよいものになるのではないでしょうか。

偏差値で選ぶ

お子様の学力と偏差値が合っているからとの理由で選ぶと失敗するケースもあります。

偏差値が高いからいいわけではなく、お子様が学びたい内容を学べるかがとても重要です。偏差値が低くても、お子様に合った大学はあります。

また、希望する大学に偏差値が届かないからと諦める必要はありません。本当に入学したい大学のためであれば、塾へ通って学力を身につけられるはずです。

→教室塾の紹介

カリキュラムを見ずに選ぶ

学部だけみてカリキュラムを見ずに大学を選び、後悔するケースもあります。必修科目にお子様の苦手な分野が入っていたり、取りたい科目がなかったりする可能性があるのです。

例えば、ひとくちに経営学部といっても、経営ばかりを学ぶわけではありません。英語が必修科目に含まれている学部もあります。

しかし、カリキュラムまで見て大学を選ぶお子様は少ないため、カリキュラムにも目を通すようアドバイスしましょう。

知名度で選ぶ

知名度が高いから就職にも有利と大学を勧め、失敗するパターンもあります。大学の知名度よりも、その大学へ行って何を学びたいのか、どのような資格がとれるのかが重要です。

お子様がほかの大学へ行きたいと言っているのに、知名度が低いからと別の大学を受験するよう促すのは避けるべきです。大学へ通うのは保護者ではなくお子様であると肝に銘じましょう。

まとめ:大学の選び方をアドバイスできるようになろう

大学選びはあくまでもお子様が中心となって行います。しかし、初めての経験であるため、大学の選び方がわからないお子様も多いでしょう。

そこで、保護者の方は大学の選び方をアドバイスできるようになり、サポートする必要があります。

また、大手塾サイトで大学の選び方チャートなどがあるので、迷ったら一度確認してみるとよいでしょう。

Q.どのように大学選びのサポートをすればいいかわからない。

A.  まずは学びたい学部を尋ね、大学で何をしたいかを明確にしましょう。

Q.オープンキャンパスは一緒に行ってもいいの?

A.お子様が嫌がらないのであれば、オープンキャンパスに同伴しても大丈夫です。