見出し
質量転化の法則の話…
量の積み重ねが質の向上につながります。量を積み重ねる事で、ある時、質の変化が起きる
という、量を積み重ねる事で自然と質も高まるという考え方を質量転化の法則といいます。
勉強でもスポーツでも、とにかく量をこなしていけば自然と上手くなり力がついてくるものです。
学力=勉強の量×勉強の質
学力をあげるには勉強の「量」×勉強の「質」という方程式が成り立ちます。わかってはいても、勉強は嫌いなもの。
どうしても、「少ない勉強時間で勉強の質をあげて、成績をあげたい。」という、量より質という考えになりがち。
でも、勉強の量を増やさずに、勉強の質だけをあげるということは基本的には不可能です。
スポーツに例えるとわかりやすいと思いますが、ある程度の領域に達するまでは、練習量が必ず必要になります。
これは勉強でも同じこと。
勉強をはじめても、すぐに成績はあがりません。
しかし、あきらめずに勉強を積み重ねていき、勉強量がある基準に達した時に、成績があがりはじめる。
その後、またしばらくは、成績が停滞します。
でも、また、あきらめずに勉強を続けていくうちに、勉強量が学力の質の変化をもたらし、また成績があがりはじめます。
質量転化の法則は
「“量をこなしていく”→“質が上がっていく”→“もっと量をこなせるようになる”」 という現象を表す法則です。
もともとは物理学の用語で、「相転移」といい、量的な変化が大きくなれば質そのものが変化するというものです。
はじめのうちは、なかなか集中できずに、勉強の効率もあがりません。
どうしても量をこなせない場合には、レベルを下げてみる、そんな工夫をしながらまずは、量をこなしていきます。
量をこなしていくことで次第に集中出来るようになり、勉強の質も向上してきます。
「知識」「コツ」「慣れ」等が加わり、さらに勉強の量を増やすことが出来ます。
その結果、螺旋形的に勉強の量、勉強の質、そして学力が向上していくということです。
まずは、勉強をはじめてみること。
少しレベルを下げてみたり、手をつけやすい教科や分野からはじめてみる等、
はじめは、勉強の量を増やすことを意識してみましょう。
次回に続く
前回のを読む