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長崎大学 経済学部経済学科 合格
S.K君
私の学校ではほとんどの部活が6月で引退し、そこから、すぐに受験モードに切り替える人が少数で、私含めほとんどの人が夏休みかあるいは2学期から切り替えるという状況でした。
その結果すぐに切り替えることができた人は9月の模試で成績を上げる中、私は、切り替えが出来なかったので志望校でD判定を出してしまいました。
そこで二学期から勉強法を変えました。まず、私の友達が私より模試の点数が150点くらい高かったので、毎日放課後ぎりぎりまで勉強を教えてくれるよう頼みました。そうすることで分からない問題を即座に教えてもらうことができ点数アップを目指しました。次にこのゼミを効果的に使いました。古文漢文に関しては学校の授業でやったところを家に帰ってゼミの授業と共に復習をして英語に関してはゼミの授業で習ったことを学校の授業で活用しました。しかし、2学期頃から勉強を始めたことが痛手となり模試で一回もA判定が取れませんでした。だからこそ、自分自身に隙を作らずセンター試験を迎えました。
私は当日絶対に決めていたことは試験中以外は無心になるという事です。そうすることで気持ちを平常に保つことができ、結果目標点の7割を取ることが出来ました。ただ、一つ心残りなのは日本史に割く時間が無く6割にも達しませんでした。
センターの結果が良かったこともあり、志望校を受験することになりました。長崎大学は数学と英語の300点満点でありあまり逆転されないとはいえ、一問一問の配点が高いので油断は出来なかったです。
センター試験の後は学校の授業も選択し、試験科目ではない授業の間は自習という形だったので2次に数学はあったけど、英語だけを選択しました。理由としては長崎大学の数学で近年数ⅡBしか出題されてなく、数ⅠAのためだけに数学の授業を受けるのは時間の無駄だと感じたからです。
そして英語で一番苦労したのは自由英作文でした。長崎大学は150語で配点が高く内容は予測できなかったので周りは2~3日に1回の添削に対して私は毎日しました。英作文は慣れとパターンです。多少ぎこちない内容でも文法などで加点してもらえます。
過去問に関してですが、周りは過去何十年分を解く中、私は過去5~6年分を3回繰り返して解きました。大学の出題傾向というのはがらりと変わるのでここ何年分かを解くだけで十分だと思います。
私は、本番まで強い気持ちを持ち続け見事に合格しました。最後に私から伝えたいことは2点です。
1つ目は合格するまでが受験生です。私は前期試験の後すぐに後期試験の為に小論文対策を始めました。私は、私立に受かっていたし後期の大学でも私立でもどちらでもよかったけど先生が“そんな気持ちでは前期は受からない”と言われたのがきっかけでした。実際前期が終わって後期対策をしなかった人はそれなりの数の人が落ちました。
もう一度言います。合格するまでが受験生です。その志は忘れないでください。
二つ目は自分にご褒美を作ってください。私はセンター試験が終わったら好きな芸能人の写真集を買うといったご褒美を作りました。何でもいいです。息抜きでも。一年間勉強をずっとし続けるのは無理です。風船だってそうです。パンパンだと破裂してしまいます。空気を抜かないとふくらます事が出来ません。つまり息抜きの方法も必要だという事です。
ハッキリと言います。勉強に王道はありません。自分の最適な勉強法は周りとは絶対に違います。だから、自分自身で最適な勉強法を見つけることが成功の道です。